犬について
犬について
犬は狼の子孫です。
石器時代の昔から人間と暮らしをともにしてきたとはいえ、
犬には狼としての習性が今も根強く残っています。
猫も犬と同様古くから人間と生活してきましたが、行動学的に観察
した場合、犬と猫とで最も違うのは「犬は群れで生活する」と
いう点です。
犬はリーダーを頂点とする群れの中で、自分が安定した順位を
保つことに幸せを見出します。現在その群れとは家族です。
これは狼としての習性の名残で、犬の習性の多くはこの群れ生活に
根ざしています。
また、犬には実にさまざまな犬種があり、それぞれ多様なルーツを
持っています。
たとえば牧羊や狩猟など人間の仕事を手伝っていた犬種と、
純粋な愛玩用としてかわいがられてきた犬種とでは、性質も
違います。
もちろん牧羊犬と狩猟犬でも、仕事の種類によって性質は
大きく異なります。
犬という動物が本来持つ習性や、犬種ごとの性質を理解する
ことは、その犬の行動を理解することにつながります。
もし犬との暮らしの中で犬があなたにとって困るような行動を
したときは、頭ごなしに叱ったりせず、優しく冷静な気持ちで
その理由を考えてみましょう。
理由がわかれば解決法が見えてきます。
そうなれば、あなたが当初思い描いていた犬との楽しい生活も
夢ではありません。
まずはあなたの犬のことを知り、行動の意味を理解しましょう。